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人事グループからのメッセージ

自分のために、家族のために、そしてお客様のために
チームメイトとともに、「成長」できるフィールドがあります。

鈴木 和男

管理本部 人事グループ
グループマネージャー

鈴木 和男

1.事業環境 ― 帆の張り方次第で追い風に

我が国の人口減、とりわけ労働力人口減に伴い、長い目で見た場合の需要ダウントレンドをご心配されるかもしれません。しかし、34千ドルを超えOECD諸国内で15位に位置する一人当たり国民所得(注1)が示す我が国の生活水準や、3百万人を超えなお増え続ける東京都の女性労働力人口(注2)に鑑みれば、当社の帆の張り方次第で、追い風にも向い風にもなる、と考えています。

一方、ご存じのとおり、海外での取組も、経験ある方々のご指導をいただきながら進めております。当社の生パスタ料理をご当地のスタッフが研究しながら、お客様に提案していきます。

(注1)内閣府統計表(国民経済計算確報)2012年度確報 参考図表(I. 国際比較等)図表10

(注2)東京都の統計(労働力調査結果):平成25年平均 第3表 年齢階級別就業状態(女)

2.人財の価値と役割 ― 他者に大いに学ぶも、真の革新は内部から

当社の事業規模は、他ページにご案内の通りです。先輩各社をはじめ、学ぶべき他者は多数。”Humble to Learn” (謙虚に学ぶ)は当社が忘れてはならない姿勢です。しかし、当社が他者の真似だけをするのであれば常に後塵を拝することは明らかです。内部からの真の革新、それも継続的革新こそ、この事業環境の中で、当社が追い風の帆を張る指針となります。そのために以下のような「人財」に価値を見出したいと考えております。

当社「人財」の価値と役割

(1)自分が出来ないことでも部下、同僚、上司にすら指示、依頼できること
(2)朝令暮改を恐れないこと
(3)他信(同僚は、こんな自分でも受容れるはずとの信頼)をもとにした自信を持てること
(4)目の前の相手に一時不利益を強いてでも、将来の利益を目的として言動できること

3.顧客よりも大切なもの ― 従業員の身心の充実が優れたサービスにつながる

「顧客が一番大切」といわなければ当社のお客様にお叱りを頂戴しそうですが、それでもなお、あえて「従業員が一番大切、次はベンダー」と考えています。お客様に真に優れた商品、サービスを提供し続けようと思えば、まず当社の従業員が体力、知力、気力を兼ね備え、さりげなくそれらを会社のために、そして自身と家族のために発揮し、共存していくことが、会社の存在意義だと考えています。

4.実践主義 ― OJTは入社後から即スタート

当社のトレーニングは店舗でのOJTが主体です。座学はもちろんありますが、入社後の導入トレーニング(社員心得集、マニュアルの輪読、略記暗記、調理基礎、接客基礎、社内ルール等のトレーニングを主体に、現状では1週間程度)もOJTの一環と捉えています。
また、以下のようなプロジェクトや会議体をもって組織運営していますが、これらも広義のOJTと考えています。

■ フォローアップミーティング
■ 運営環境を改良するプロジェクト
■ リーダーキャストミーティング
■ 商品、販売促進、トレーニングツール等の提案制度
■ レギュラー社員会議
■ 店長会議

5.私たちが目指す「人財」 ― 経験よりも「今後どう成長するか」

まずは体力 ― 不器用でもコツコツと

企業である以上、「主体性を持って行動する」ために、

(1)明るく・元気に・テキパキ行動すること
(2)ハイッと元気よく返事をし、ニコッと笑顔を作り、スーッと素早く行動できること
(3)自ら進んで積極的に仕事をし、できるまで努力し続けること
この3つを目指します。

ただ、最初からそれらを期待するのは会社としてムシが良すぎることも承知しています。最初からカッコよさは期待しません。むしろ、まずは体力。おおいに失敗し、不器用でもコツコツと努力を積上げる人財を目指します。
いずれ、とりわけ社員には、キッチン、フロア、チームマネジメント、業績管理とオールマイティな業務能力を身につけていただきたいし、その環境を準備しています。オールマイティな人財が、ポポラマーマ業態を効率よく運営する決め手だからです。

次に知力 ― チームプレーのかなめ

店舗の運営を核とする当社のような業種は、すべてはチームプレーなしには成立しません。「チームで協力し行動する」ことは簡単なようで、とても高度なこと。「このピークの状況にあって自分の役回りはなにか」「今、手にしている業務が、後工程でどのような状況をもたらすのか」「お客様の一瞬の表情が何を意味するのか」。常に、全体のなかでの自らの立ち位置を常に考えて行動する必要があります。プロのサッカー選手のような知力が求められます。
そして、他者へのフォローが、お客様へのより良いサービス提供につながることを自覚してください。飲食業である以上、「お客様、キャストの立場を考え、声を掛け合い、献身的に他者をフォローする」ことが求められ、それが機能したときに、チームとしての成果を実感します。ともに学び、ともに成長したいという思いが、個人の成長にもつながります。

当社の「人財」に必要な4つの観点

(1)自分自身の成長が、会社の成長につながると考え行動すること
(2)自らの知識や経験の延長線上にない仕事にでも謙虚に取組むこと
(3)「お客様、会社、チームのため」との表現が結局は自分のためであることを認識すること
(4)知識や経験を自らの自慢や同僚への批判の道具にせず、他者のために上手に利用し、さらに磨きあげること

そして気力 ― 日常の小さな感動(グッド)の源泉

当社の理念は、「日常の小さな感動(グッド)を提供する」ことです。そのために、当社では、より早く、より安く、より美味しく料理を提供し、居心地の良い空間でお食事を楽しんでいただくことが使命と考えています。
体力、知力を基盤として、感動すること、させることへの情熱や、人の役に立ち、感謝してもらえることを自分自身の喜びとすることができるような「気力」が求められます。

業種、業態によらず企業は「人財」を求めます。「人財」は生い立ち、人柄、気質、教育、知識によって構成されますが、社会人としては、環境や経験、自らの意思によって大きく変化します。これまでの経験もさることながら、チームメイトとして、当社での就業体験から何を洞察し、「どのような人財へ成長するか」に期待しています。

「できそうもない」を「できる」にしつづける企業へ、人財へ。まずは店舗で、そして職場でお会いしましょう。

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